PEARSの魅力をご紹介:心停止に至る経路編 ~0次救命~
PEARSテキストのp.131figure1、心停止に至る経路について
・低酸素(呼吸障害・ショック、もしくは両方の増悪)
・心原性心停止
頻度的には呼吸のトラブルが多いといわれています。共通しているのは低酸素:Hypoxia!!
呼吸器系の未熟なPediatric(こども・あかちゃん)にとって酸素の流れが絶たれるということは致命的であります。オリジナル添付図にありますように、呼吸窮迫やショックの前駆症状にきづく、そして対応する、この連携が重要と考えます。この考え方は、大人でも一緒です。PEARSコースで体験する観察手法・アプローチする方法は、全年齢で利用できる皆様の道具となると思います。
実際、患児・患者さんと接触してほんの、数秒~数分の出来事ですが、緊急度の評価・判定・介入(治療・行動)そして、これらを共有・報告するという流れをシミュレーションやディスカッションを通して体験していきます。
「呼吸窮迫やショックをより早く認識(recognition;PEARSのRです)すれば、良好な転帰となる可能性が高い」
とありますように、ここの気づきに0次救命があるかもしれません。
病院や施設で働いてて、「あれは、もしかしたら急変する前兆だったんだ・・・」と我に返る経験はありませんか??急変して思い返す返すような経験をされてある方もいると思います。私も経験があります。
急変する8時間前には異常なバイタルサインが報告されています。
この人はほっといたら急変する・・・そのような考えを持つことができるようになるのがPEARSコースの魅力のひとつと個人的には考えます。明日から使えるAHA-PEARSwithSIM
CPRくるめでは、西日本では沖縄・熊本でしか取り入れていないシミュレーションを活用し、「わかる」を「できる」にできるよう取り組んで行きます。

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