G2020 Interim(暫定版)
当法人 PEARSコースの特徴 |
|
<ご留意点>
G2015の教材をベースに、G2020の変更点を加えた暫定版として開催となります。
公募料金・開催場所 |
|
<出張・依頼コース> 随時受付中
<公募コース> ・準備中
<お振込料金> 弊社は免税事業者でありインボイス申請はしておりません。 税抜金額の「お振込金額」になります。 22,000円 21,000円 ・当会 受講歴あり(他のコースも可) ・グループ受講(3名様〜) 20,000円 ・学割(社会人大学院生も含む)
<参加条件> -小児CPRができる (AHA BLS受講は必須ではないです) |
ご用意頂くもの |
・PEARSプロバイダーテキスト ・筆記用具 ・昼食 |
服装 |
・動きやすい服装 *小児・乳児CPR実技練習あり |
【注意点】
2024年2月現在、一般社団法人ヘルスケアデザインは免税事業者のため、インボイス制度に基づく適格請求書を発行することができません。弊社は受講料金の銀行払込み票(ご利用明細票)を「領収証」としております。受講者側で課税経費としては処理できませんが、こちらの銀行払込み票で経費計上できるかどうかは所属組織等へご確認頂ければと存じます。
出張・依頼開催とは?
グループ受講「同僚,知人(他施設の同職種等)・友人等」と主催側の勤務調整のもと、平日・土日いつでも開催できます。開催場所も自由であり、お申し込み者付近の会場・病院・公共施設を提案致します。例えば、同僚等、同じ施設で働く者同士での受講ですので,他施設の知らない方との接触はなく,感染症対策やグループシミュレーションなど効率的に展開しやすい側面も期待できます。グループ受講割引もご検討できます。まずはお問合せください。
ピンバッジについて
「PEARSピンバッジ」は希望者(コース代金+1000円)
ピンバッジはPEARSコースの修了、およびスキルを証明するものではございません。
記念バッジ程度ですので、ご留意ください。購入されたい方は→Welcome to ShopCPR!
患者観察の際、「何かやばそう」と感じたご経験はありませんか?その違和感は、異常の早期認識への第一歩。しかし、どこに問題があって、どの程度の重症度なのかをアセスメントし、言語化するのは難しい。そんな方々の観察トレーニングとして、PEARS®︎は有用と考えます。
「生理学的な問題を,ABCDE観察プロセスで推察し,安定化に繋がる道筋を考えるコース」
実際の傷病者映像を視聴しながら臨床推論に触れる学習設計となります。シミュレーションによって,認知スキル、並びに運動スキルを同時に活用しながら患者観察を体験します。示されるバイタルサインや他覚所見から、治療・安定化に繋がる道筋を積み上げることで、その論理的思考を体験します。
シミュレーション自体がゴールではなく、応援要請・チーム活動を効率的に進めるための報告・連絡・相談にも応用できる内容に焦点を当てます。
コースで学習するABCDEアプローチは、小児・乳児のみならず成人・高齢者と幅広く使用でき、内因性・外因性疾患にも利用できるアプローチといえます。
PEARSって?
アメリカ心臓協会の最も新しい小児コース、救急の評価と認識・病態の安定化について理解できます。本コースは、明日の臨床現場で活用できるコースと考えます。問診に頼らずとも、身体所見やバイタルサインなどからアセスメントしていくのがPEARS®︎コースです。
実際の傷病者の映像を見ながら,学習できるコース設計となっています!!
クリック➡「PEARS®︎予告編」YouTube音声がでますのでご注意ください。日本語字幕
*アメリカ心臓協会により2017年4月4日公開
コース内容
心停止にさせない
心停止からの対応では,もはや遅い!
患者さんの異変に気づく!!
BLSやACLSが主に心停止後の対応を学ぶのに対し、PEARSでは心停止に至る危険な徴候を見極め、心臓が停まる前の早期介入を目指す(心停止予防)プログラムとなります。
昨今、RSSやMETプログラムが推進され、院内の患者さんの異常に早期認識し介入していくことが求められています。その理由に、1990年の観察研究では、64件の院内心停止のうち54件(84%)で、心停止の8時間以内に異常を認知され、呼吸器系および神経系の悪化は70%で確認された, とあります。
R M Schein, N Hazday, M Pena, B H Ruben, C L Sprung. Clinical antecedents to in-hospital cardiopulmonary arrest. CHEST JOURNAL 1990; 98(6):1388–92.
医療施設内で起きる心停止の多くは防ぎ得たものであり1),一度心停止に陥った人を救命できるのは2割以下(成人の場合)に過ぎません。
1)ACLSプロバイダーマニュアル【AHAガイドライン2010準拠】
バイタルサインから考える
PEARSコースでは,実際の傷病者(小児,乳児)の映像や示されるバイタルサインから、患者の重症度を判定していきます。その示されるバイタルサインの主因は何が考えられるのか?
その道筋を探っていくコースとも考えられます。
写真はイメージ
予習eラーニング
学習者のニーズに応じ、受講者限定オプションであるプレコースオンラインセミナー(eラーニング)を選択できます。プラットフォームはGoogleClassroomで開発しました。PEARSテキストを使用し、重要な部分を予習できる設計を心がけました。
生理学的な観点に重きをおいたPEARSコースですが、小児の蘇生のみならず、呼吸・循環・神経の問題、それらを包含したアセスメント手法を幅広く学ぶため、分量が多いという声が聞かれていました。予習クラスを開発・支援する事で、少しでも余裕を持ってコースに参加できる,コースでの学びを深めることができる、を目的とした当会独自の事前予習eラーニングとなります。
予習をサポート
学習者は,Googleアカウントが必要です
分量の多いテキストを効率的に予習するための当会オリジナルラーニング
受講者限定にパスワードを発行
クラスのサンプルイメージ
オリジナル事前学習の概要
予習について解説したページはコチラ→クリック
★事前eラーニング経験者の感想をまとめています。→クリック
受講対象
「職務中に小児の緊急事態に遭遇する可能性のあるヘルスケアプロバイダーおよび以下の者:小児科以外の医師および看護師,ナースプラクティショナー,医師の助手,救急救命士,呼吸療法士,病院搬送前/院内のヘルスケアプロバイダー,外来診察室スタッフおよび学校のヘルスケアプロバイダー」とあります。
受講者のほとんどは,小児経験を有さない,一般病棟の方々がほとんど。傷病者,および患者の異常に気づくことは,ヘルスケアに従事する方々にとって,必要最低限のスキルだと考えます。
小児CPRができる
コース中で小児CPR(心肺蘇生法)のスキルチェックがございます。AHA-BLS受講は必須ではありませんが、小児CPR(乳児も含む)を学ぶコースというものが、AHA-BLSコース以外にないのが現状です。コース中に少しの練習時間はありますが、自信が持てない方はAHA-BLS受講をお勧めしております。
テキスト
AHA- PEARSコースでは,受講に際して1人1冊のテキスト持参が求められます。Amazon等でも購入可能です。
G2020はリリースされていません。
<注意>G2015のテキストが必要です。
コースではeBookより書籍版の方が使いやすい印象です。
こちらをクリック
>持ち込み可能 筆記試験
コースの最後にビデオベースの筆記試験があります。84%の正解率(27問以上/32問)で合格です。
G2015正式版より、本テキストの他にも,参考資料の持ち込みが可能となりました。
ファシリテーター
弊社主催の各種AHAコースは、日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター提携のPEARS・BLS・ACLSコースディレクターが担当し、指導の一貫性を保ちます。
外科系・救急・ICU、病院前救急の経験を有する看護師が主宰しており、熊本大学大学院で学修した教授システム学の知見、及びインストラクショナル・デザインの学びを元に、AHAプレコースオンラインセミナー(予習eラーニング:GoogleClassroomをプラットフォーム)を開発・提供しております。 インストラクターに関わり10年以上、教授システム学知見に則った最良の教育手法を組み合わせた指導を目指していく所存です。
紙媒体の修了証からeCard(デジタル修了証)へ移行しました。
A4版1枚と名刺より小さめ(折り返した時)の修了証1枚,合計PDF(2ページ)としてダウンロード可能となります。
修了証の発行は,受講後およそ10日前後です。お急ぎの方は,他団体様での受講をお願いします。
→eCardについてクリック
対話で主体的な学び
当会は、ディスカッションやシミュレーションを活用した対話を重視しています。アクティブ・ラーニング(主体的,対話的な学び合い)の要素と考えるためです。
>ノンテクニカル・スキルの修得
医療職には,昨今ノンテクニカルスキルが求められています。ノンテクニカル・スキルとは、意思決定・状況判断・コミュニケーションなどを包含したスキルといえます。シミュレーションを中心に体験し、実臨床と教育コースとのギャップを埋めれればと思っています。
無料見学
当会主催のコース受講後、ライセンス有効期限内であればコースの見学・復習参加は無料です。
福岡県久留米市を中心に,地域に根付いたコースを開催しておりますので,受講後の復習見学(資格期限内無料)参加の間口を広げています。
資格取得して終わりでも構いませんが、数ヶ月で忘れていくと報告されており1)2)、習得した知識等のブラッシュアップが必要と報告されています。そのために、当会AHAコース受講後は,コース開催状況と照らし、見学参加をご検討いただけます。
1)Kimberly K Smith, Darlene Gilcreast, Karen Pierce. Evaluation of staff's retention of ACLS and BLS skills.
Resuscitation 2008; 78(1): 59-65.
2)Sze TW, Leng CY, Lin SKE. Effects of monthly practice on nursing students' CPR psychomotor skill performance.
Resuscitation 2011; 82(4): 447-53.
コース風景