データと教育で切り拓くヘルスケアの未来
活動基盤となるAHAコースは、全国津々浦々、どこでも開催されてあり、受講料金もインストラクターも様々です。しかしながら、AHAのコース設計は決まっており、受講場所によって差分などなく、同じ要件を満たせば公式の修了証は発行されます。一方、設計・枠組みが決まった中での開催という制限はあるものの、受講団体によっては専門とする特色も多様というのが現状です。
以下は、弊社の「心がける10の価値」になります。弊社での受講をご検討いただき、誠にありがとうございます。
AHAコースが、単なる知識やスキルの習得だけでなく、「命を救う物語の主人公になれる」 その可能性があるということ。筆者は、15年以上前、このコースを受けたきっかけは、心停止に急変した患者さんに何もできなかったという怖い経験があったからです。今でのその瞬間は鮮明に思い出されます。あの時に、迅速に対応できていれば?何か変わっていたのか(先輩にフォローしてもらいました)。
そして、実際にAHAコースを学び、心肺蘇生法のみならず、その教育設計や標準教育の重要さにも気づけたこともあり、私にとってはいろんなことが新しく、刺激を受ける瞬間でした。コース受講のきっかけは人それぞれですし、一期一会なAHAコースな部分も否定しません。修了証を獲得するだけでなく、インストラクションや、教育設計、心血管系救急、コースに関わる全てのどこかに関心が芽生え、明日からの自身の学びが変わる、そんな弊社でありたいと願っております。「あなたの一歩が、あなたを成長させる」 という学習の選択に誇りを持ち、医療のプロとして研鑽し続けることが肝要だと思っております。
1、医療現場のニーズに特化した情報の提供
法人を主宰するインストラクターは救急・集中治療看護の臨床経験や九州大学大学院 医療経営管理学専攻(修士課程2019–2021)の学修経験を活かし、病院管理層のみならず、現場の医療従事者のニーズを的確に捉えた視点で情報を提供できます。病院の規模や診療科、地域性などを考慮したシナリオを提供します。救急医療現場で特に重要となるテーマも添えた情報をお伝えできます。弊社は、救急医療の街、医の街「久留米」で地域に根付いた開催を続けてきました(県内の出張コースも加え)ので、地域の事情も勘案した議論も可能になります。
2、教育効果を高める教授システム設計
熊本大学大学院 教授システム学専攻(修正課程2017–2019)の学修経験をフル活用し、受講者の学習意欲を高め、理解を深めるための教育設計に関心を持っております。オンライン学習、シミュレーション教育、グループワークなど、多様な学習方法を組み合わせたAHAコースのメリットを最大限に発揮できるよう、学習者との双方向性のコースを目指します。限られた時間のAHAコースではありますが、受講者の学習進捗や理解度を把握し、個別指導やフィードバックを行うことで、学習効果を高めたいと考えます。
3、AHA eCard取得後のサポート
AHA資格取得者向けの個別相談だけでなく、データ解析支援という付加価値も挑戦しております。久留米での開催の際は、無料見学(2年の有効期限内)参加を推進し、情報交換やスキルアップの機会を提供します。
4、データ解析・分析
公衆衛生系専門職大学院(医療経営・管理学専攻)では、データ分析、疫学研究を学修してきました。R言語を使った医療・保健・看護のビックデータの解析経験も多くございます。データから新たな価値を目標に、学習者の身近なデータ分析、医療経営分析に関わるサポートも可能です。病院の課題やニーズに合わせて、オーダーメイドのデータ分析を一緒に検討できます。
5、地域医療への貢献
地域のコミュニティと連携し、地域住民向けの蘇生講習会や健康教育プログラムを提供します。また、医療従事者向けとされるAHAコースを地域医療の活性化に役立てるための企画を立案し、地域社会への貢献を目指します。地域医療に関する情報発信や啓発活動を行い、地域住民の安心・安全な健康意識向上に貢献したいと考えます。
6、グローバルな情報にアクセス
AHAコースはアメリカ心臓協会が母体となっております。最新の情報は英語で発信されており、蘇生科学や教育設計におけるグローバルな動向に注目して情報収集しております。海外の最新医療情報や教育プログラムの情報に触れ、国際水準であるAHAコースの間違いのないコースを心がけます。
7、ブランド力の向上
クリティカルケア看護、医療経営管理学と教授システム学の専門知識を持つ強みを活かし、高品質なAHAコースを提供するブランドイメージを確立します。学会や研究会への参加、論文発表などを通じて、コースを提供する医療の専門家としての切磋琢磨する所存です。医療関係者からの信頼を得ることで、ブランド力を向上させます。
8、独自の強みを活かした価格設定
付加価値やサービスを提供することで、競合他社との差別化を図り、適切な価格設定を行います。グループ(団体)割引、学割など、受講しやすい料金体系を示します。価格競争に陥らないよう、独自の強みをアピールし、価格以上の価値は目指していく所存です。学習者の受講したい場所、団体で受講されるのが一番大事です。ぜひ、ご検討頂ければ幸甚です。
9、積極的な情報発信
ウェブサイトやSNSを活用し、AHAコースに関する情報を積極的に発信します。医療関係者向けのセミナーやイベントを開催し、情報発信力を強化します。
10、企業・団体向けカスタマイズ
グループ受講など同一の病院・部署などであれば、参加者などの実務範囲に応じたAHAコースを提案できます。シナリオを再設計し、ディスカッション・シミュレーション等を利用しながら、学習者にとって実用性のあるコースになるよう工夫できます。
ACLS1日コース、PEARSコースは団体でのお申し込みも多い印象です。同僚・友人だけでの受講は安心で学びやすいとの声も多く聞かれます。